パナソニック製自転車の製造販売を行うパナソニック サイクルテックは、10月14日、プライムライフテクノロジーズ(※)グループのトヨタホームが開発・販売する愛知県みよし市の大規模戸建分譲地「TENKUU no MORIZONO MIYOSHI MIRAITO(てんくうのもりぞのみよしみらいと)」のシェアサイクルステーションに、IoT電動アシスト自転車を納入した。
パナソニック サイクルテックは、昨年5月から実施してきた、「Tsunashimaサスティナブル・スマートタウン(所在地:神奈川県横浜市港北区綱島東/以下、綱島SST)」における、IoT電動アシスト自転車の実証実験を通じて、自転車の動きを検知する「挙動センサー」や省電力のスマートロックを新開発。また、走行範囲、距離などのデータ蓄積・解析し、最適な自転車運行管理システムを構築した。
スポーツタイプの電動アシスト自転車「XU1」に、独自開発のスマートロックを装備したIoT電動アシスト自転車は、GPS・通信機能により、スマートフォンからの自転車の予約・開錠が可能なほか、位置情報やバッテリー残量・故障検出など管理・運用に必要な自転車のデータの把握ができると云う。
<製品仕様>
– 品名:IoT電動アシスト自転車
– ベース車両:XU1(エックスユーワン)
– 走行距離(36V 8Ahバッテリー搭載時)
HIGHモード:約44km
AUTOモード:約57km
ECOモード:約82km
– 充電時間:約3時間
「MIYOSHI MIRAITO」は、愛知大学名古屋キャンパス跡地である、名鉄豊田線「黒笹」駅から徒歩8分、東名高速道路「東名三好IC」から約880mの緑豊かな高台に位置する、「テクノロジーの力をちょっと借りて、スマートに森と暮らす」をコンセプトにした全288区画の大規模分譲地。今回、そこにある“イベントやサークル活動などを通じて親交を育む街の交流拠点”である「MORIZONO HOUSE」に、シェアサイクルステーションが設置され、IoT電動アシスト自転車3台が、初採用された。
パナソニック サイクルテックは今後も、IoT電動アシスト自転車を順次販売し、普及させていきたいとしている。
※パナソニックとトヨタ自動車の合弁会社。
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