PALTEKは6月10日、インテックス大阪で開催される「第2回 関西物流展」(6月16日〜18日)に出展し、トラック・車両管理ソリューションを紹介すると発表した。
「走る車両の状態を見える化し、物流の安全維持とコスト削減をご提案」をテーマに、「らくらく日報デジタコ」、「車両位置管理システム」、「タイヤ空気圧監視システム」、「シャーシ位置管理システム」の4つのソリューションを提案。「らくらく日報デジタコ」、「タイヤ空気圧監視システム」、「シャーシ位置管理システム」では、デモンストレーションを実施する。
新型コロナウイルスの感染拡大に影響により、EC・物流業界は大きく様変わりしている。巣ごもり需要の増加などにより物流事業者を取り巻く環境は激変しており、ネットショッピング・電子商取引の発展により爆発的に物量は増加し、短納期での出荷要求、かつ高い物流品質などが求められるなか、物流事業者はドライバー不足や配車手配の工面など多くの課題を抱えている。
このような環境において、物流事業者にとって運行時の車両トラブルはなんともしても避けたい事象であり、運行状況をリアルタイムに把握することにより、高い物流品質を維持することが非常に重要になってきている。
展示会の概要
展示会名:第2回 関西物流展
開催日時:2021年6月16日(水)から6月18日(金) 10:00~17:00(最終日18日のみ16:00まで)
会場:インテックス大阪 6号館(大阪府大阪市住之江区南港北1-5-102)PALTEKブースは[B2-31]
主催:関西物流展 実行委員会
展示会URL:https://kansai-logix.com/
主な出展内容
らくらく日報デジタコ
ダックスホールディングス株式会社が提供する「らくらく日報デジタコ」は、最新クラウド型のデジタルタコグラフ。物流業界最速の5秒に1回の割合でGPS信号を取得するため、車両の位置情報をリアルタイムに取得することができ、急な顧客問合せや配車指示も迅速・正確に対応できる。
また、作業のステータス確認や精度の高い到着予想時刻を割り出すことも可能なため、輸送品質の向上と荷積み・荷下ろしにかかるリードタイムを短縮することができ、業務の効率化に貢献する。
リアルタイム車両位置管理システム「DoCoMAP」
株式会社ドコマップジャパンが提供する「DoCoMAP」は、Google Mapsをプラットフォームに、車両に取り付けたGPS端末から発信された位置情報をリアルタイムに表示させることが可能な管理システム。オープンな利用環境を考えて作られており、自社の車両位置を自由に公開する機能や、他社の車両を自社のDoCoMAP 画面上に合わせて表示することも可能。展示会では、docomap GPS2.0、docomap Eyeを展示する。
タイヤ空気圧監視システム
LDLテクノロジー社の提供するタイヤ空気圧モニタリングシステムは、タイヤホイールに装着するホイールユニットセンサ(空気圧・温度センサ)、RCU(受信機)、モニターディスプレイで構成されており、それぞれの機器が完全にワイヤレス化されている。
また、自社製のシャーシ取付型通信機(TCU)に多種多様なセンサを接続することで拡張性を持たせることができ、冷蔵ユニットの温度やドアの開閉などの情報をリアルタイムで把握できるセンサネットワークなども構築することが可能。
シャーシ位置管理システム「docomap Trailer」
シャーシ位置管理システム「docomap Trailer」は、サブメートル級の測位モジュールを使用した高精度情報管理サービス。シャーシに位置管理装置をつけることにより、どこからでもGoogle Mapsをプラットフォームに、位置管理をすることができるため、人力でシャーシを探す必要がなくなる。
また、「コンテナ管理専用アプリ」は、メンテナンスが近づいたコンテナ位置を表示することや同じ駐車場に停車している日程をカウントしてアラーム表示することなどができ、輸送業者様の抱える問題を改善することが可能となる。