オリックス自動車は、4月27日、高齢ドライバーの運転状態を家族間でリアルタイムに共有する見守りサービス「Ever Drive」が、公益社団法人日本マーケティング協会が主催する第10回日本マーケティング大賞で激励賞を受賞したと発表した。
「Ever Drive」は、同社の法人向けサービス「e-テレマーク」の技術を応用し、個人向けに2017年2月より提供しているもの。
高齢者など見守りたいドライバーの車に専用車載機を搭載し、日々の運転状況の通知や、急ブレーキ、急加速、長時間運転などの発生時に家族へリアルタイムにメール通知するサービスだ。
また、蓄積された運転履歴は、運転挙動や運転時間の推移を日別・月別で比較することができ、認知症などによる行動変化の気付きなどにも期待されている。
今回の受賞について、同社は、
・法人向けIoT技術やビッグデータを個人向けサービスに転換し価値化したこと
・社会課題である高齢ドライバーの運転に対するマーケティングの先行性
・人生100年時代に相応しいソリューションであること
などが評価されたとコメントしている。
参考:オリックス自動車 あんしん見守りサービス「Ever Drive」