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2024年10月24日【MaaS】

オープンストリート、堺市で歩行領域モビリティの実証事業

坂上 賢治

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「移動をもっと楽しく、自由に」を社是に、水平分業型のモビリティ・シェアサービス( HELLO CYCLING & HELLO MOBILITY )を全国展開( 25都道府県・約9,200カ所以上 )するOpenStreet( オープンストリート )は10月24日、大阪府堺市( 市長:永藤 英機 )、大阪府住宅供給公社( 理事長:山本 讓 )と連携。

 

スクーターや超小型EVのシェアモビリティプラットフォーム事業のHELLO MOBILITYを介して、歩行領域モビリティ「COMOVE( コモビ )」の無人シェアリングを介したラストワンマイル実証を、来たる11月27日から始動させることを明らかにした。

 

同社と堺市は2020年3月に連携協定の締結後、2024年7月から泉北ニュータウン地域で、ペダルを漕がず座って走行できる「フル電動サイクル」のシェアリング実証事業を展開してきたが、今回は、SENBOKUスマートシティコンソーシアムの「モビリティWG」の取り組み下で、歩行領域モビリティ「COMOVE( コモビ )」の無人シェアリングの実証事業を開始する。車両の貸し出し・メンテナンスなどの運用は大阪府住宅供給公社が実施する。

 

OpenStreetでは、「EVモビリティシェアサービスを通じて、車・電車・バス・タクシー以外の近距離、中距離移動手段の社会普及を介して、誰もが行きたい場所へ自由に移動できる世界を目指します」と話している。

 

COMOVE無人シェアリングの実施概要は以下の通り

 

事業名称:歩行領域モビリティシェアリング実証事業
施期間:2024年11月27日(水)~ 2024年12月25日(水)
利用料金:無料
貸出台数:2台
貸出場所:公社賃貸スマリオ 泉北センター
(大阪府堺市南区茶山台1-2-1 泉ヶ丘センタービル2階)
利用対象者:実証事業では18歳以上の方で身長140cm以上、185cm以下、体重100kg以下 ※自動車免許は不要。
貸出方法:WEBでの予約など( https://senboku-smartcity.com/

 

 

歩行領域モビリティ「COMOVE(コモビ)」の仕様
「COMOVE(コモビ)」は、令和5年4月の改正道路交通法の施行により新設された車両区分「移動用小型車」に分類される乗り物で、年齢制限は無く、運転免許は不要。
区分:移動用小型車
最高速度:時速6㎞
運転免許:不要
ヘルメット:着用義務無し
走行エリア:歩道、路側帯
その他:歩行者扱い

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。