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2025年2月18日【事業資源】

小野測器、女性レーサー野田樹潤選手とスポンサー契約を継続

坂上 賢治

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Juju選手

 

電子計測器の製造・販売を担う小野測器は2月18日、若手女性レーシングドライバーJuju( 野田樹潤 )選手とのスポンサー契約を継続した。

 

Juju選手は2006年生まれ。父は元F1レーシングドライバーの野田英樹氏。3歳でKIDSカートデビューウィン。 史上最年少( 9歳 )でフォーミュラ4デビュー。11歳、国際クラスFIA F4マシンで「U-17大会」出場。2020年・2021年、デンマークF4参戦。2022年、女性ドライバー限定のフォーミュラ選手権「Wシリーズ」のテストに参加し正式に2022年シーズンに参戦し、Driver of the year受賞。2023年はユーロフォーミュラオープンで女性として初の優勝を飾った。

 

 

更に同年、イタリアを中心に年間7戦で行われるレースシリーズの「ZinoX F2000(ジノックス・エフ2000 フォーミュラ・トロフィー)」で、女性としては史上初の年間チャンピオンを獲得している。

 

2024年、最年少&日本人女性として初の「SUPER FORMULA(日本国内最高峰のフォーミュラレースシリーズ)」デビューを果たす。2025年は「Triple Tree Racing( 代表:村司宏樹氏、監督:野田英樹氏 )」の「HAZAMA ANDO Triple Tree Racing」からSUPER FORMULAにシリーズに参戦する。

 

今年SUPER FORMULAでドライブする「HAZAMA ANDO Triple Tree Racing SF23」

 

対して小野測器は2024年に創業70周年の節目を迎え、「長年お世話になっている自動車業界へ恩返ししたい」、「自動車の性能向上などに寄与するモータースポーツ業界で挑戦している若い世代を応援したい」という思いから、目下奮闘中の若手レーシングドライバーJuju選手を応援することを決定・スポンサー契約を開始した。今期で2シーズン目の契約となる。

 

同社は、引き続きJuju選手の活動を後援することで、モータースポーツ業界はもちろん、自動車業界の未来を担う若い世代の後押しをしていきたい考え。またスポンサー敬也の継続を記念し、昨年に引き続き「SUPER FORMULA 観戦チケットプレゼントキャンペーン」を企画している。詳細は、追って公表していくという。

 

 

今年も契約を継続していくにあたり小野測器で代表取締役社長を務める大越祐史氏は、「昨年、Juju選手はSUPER FORMULA初挑戦の一年でした。また今年はレースは限られた練習時間の中で結果を出さなくてはならない上に、新チーム立ち上げも重なり、新たな挑戦、大きな試練の一年になると思います。今シーズンも挑戦をとても楽しみにしています。ぜひ結果にこだわり頑張ってほしいです」と述べた。

 

 

これを受けてJuju選手は、「急遽、皆で力を合わせて立ち上げたチームになります。2024年に私が経験したこと、学んだことを発揮できるのはSUPER FORMULAの舞台だと思っています。より良い結果が出せるようにチーム一丸となって頑張ります。また、日本でレースができることをすごく嬉しく思います。皆さんとお会いできることを楽しみにしています」と話している。

 

小野測器HP「Juju選手活動支援ページ」
https://www.onosokki.co.jp/corporate/about-us/sponsorship/juju/index.html

 

小野測器公式Instagram
アカウント名:小野測器(ONO SOKKI)|計測器メーカー
ユーザー名:onosokki_official
URL:https://www.instagram.com/onosokki_official/

 

Jujuオフィシャルサイト:https://Juju10.com/

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

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1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

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経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。