百五銀行本店
「ハイジニック タッチパネル」を搭載したATM
OKIは、百五銀行と、画面に触れることなくタッチパネルを操作することができる「ハイジニック タッチパネル™」を使ったATMの実証実験を開始したと、12月3日発表した。百五銀行の新型コロナウイルス感染拡大防止への取り組みの一環として、12月2日から12月18日まで、同行本店営業部のATMコーナーに「ハイジニック タッチパネル」を使ったATMを設置し、使い勝手などを確認する。「ハイジニック タッチパネル」を使ったATMの実証実験は、東海地区で初めてとなる。
「ハイジニック タッチパネル」は、従来、画面に指を触れていたタッチパネル操作を、非接触で行えるようにしたもの。ATMの操作画面に実装した特殊なタッチセンサーにより、利用者は画面の数cm上に指をかざすことで操作ができるため、画面に触れることなく、「お引き出し」「お預け入れ」「お振込み」などの取引をすることが可能です。
新型コロナウイルスの感染が拡大する中、百五銀行は顧客に安心してサービスを利用できる環境づくりに努めており、その一環として装置への接触機会を減らす非接触ATMの導入を検討している。実証実験では、同行本店営業部のATM1台に「ハイジニックタッチパネル」を搭載し、来店される顧客にご利用いただき、操作感や取引ボタンの選択のしやすさ、非接触操作へのニーズなどをヒヤリングして確認する。OKIは実証実験の結果をふまえて「ハイジニックタッチパネル」の操作性をさらに向上させ、商品化を進めていく。
OKIは操作画面を介した感染を予防する取り組みとして「ハイジニック タッチパネル」の開発のほか、各種セルフサービス端末のタッチパネルへの抗菌シートの貼り付けも行っている。金融機関以外にも、流通・小売・飲食業界や医療業界など、セルフサービス端末を導入しているさまざまな業界・分野にこうした取り組みを拡大し、ニューノーマルで求められる「無人化・非接触・非対面」を支えていくとしている。
※沖電気工業株式会社は通称をOKIとする。
※ハイジニック タッチパネルは、沖電気工業株式会社の商標。
※その他、本文に記載されている会社名、商品名は一般に各社の登録商標または商標。