小田急電鉄は6月16日、企画乗車券「箱根フリーパス」および MaaSアプリEMot(エモット)で販売する「デジタル箱根フリーパス」の大人料金を、10月1日から値上げ(全区間一律400円加算)すると発表した。なお箱根フリーパスは、一昨年の4月にも値上げが行われている。
箱根フリーパスは、小田急線発駅から小田原駅までの往復割引乗車券と、箱根エリアにある小田急グループの8つの乗り物の指定区間が乗り降り自由となる周遊乗車券がセットとなることに加え、観光施設や美術館、飲食店での優待・割引などの利用特典も付帯する企画乗車券。「2日間有効」と「3日間有効」の2種類が用意されている。
この「箱根フリーパス」および MaaSアプリEMot(エモット)で販売される「デジタル箱根フリーパス」の大人料金が、10月1日から値上げされる。
なお、箱根フリーパスは、有効開始日の1カ月前から販売されるため、9月30日までに改定日以降の期間を有効期間に含むチケットを購入(有効化)した場合には、現行料金で利用できると云う。
小田急電鉄では、近年、小田急箱根グループが中心となって、早雲山駅舎の全面改築や、箱根観光船の新型海賊船就航、箱根登山ケーブルカーの車両更新、運行情報ディスプレイへの更新などの設備投資を実施。今後も、大涌谷での安全対策を含む自然災害への備えを進める等、より安心して楽しむことのできる「世界に誇る観光地 箱根」の実現を目指すとしている。
[料金改定について]
<改定日>
2021年10月1日(金)
※ 箱根フリーパスは、有効開始日の1カ月前から販売。
※ 2021年9月30日(木)までに、改定日以降の期間を有効期間に含むチケットを購入(有効化)した場合には、現行料金での利用が可能。
<改定の概要>
「箱根フリーパス」および「デジタル箱根フリーパス」の大人料金を改定(全区間一律400円加算)する。また、訪日外国人旅行者向け商品「富士箱根パス」と「箱根鎌倉パス」についても、同様に大人料金を改定する。
■主な発駅からの大人料金(箱根フリーパス・デジタル箱根フリーパス)
※子供料金の改定はなし。
※「箱根フリーパス」と「デジタル箱根フリーパス」の料金は同額。
■「富士箱根パス」と「箱根鎌倉パス」の大人料金
※「富士箱根パス」と「箱根鎌倉パス」は、共に 訪日外国人旅行者向け商品。
※ 子供料金の改定はなし。
[問い合わせ先]
小田急お客さまセンター
電話:044-299-8200(9:00~17:00/※)
※コロナ禍の影響から、現在、本来の営業時間(9:00~19:00)を短縮して営業中。
■(小田急電鉄)箱根フリーパス:https://www.odakyu-freepass.jp/hakone/
■(EMot)デジタル箱根フリーパス :https://www.emot.jp/service/detail/index_3.html