小田急電鉄は12月1日、グループの「小田急箱根高速バス」と「小田急シティバス」を来年1月1日に合併し、商号「小田急ハイウェイバス」として新たにスタートさせると発表した。
両社は共に新宿を拠点とし、小田急箱根高速バスは御殿場・箱根方面を、小田急シティバスは木更津方面等を主な路線とする高速バス事業会社。合併では、小田急箱根高速バスを存続会社として、小田急ハイウェイバスを吸収。営業所の集約等による経営資源の集中により、経営基盤の強化を図る。
なお、合併後も、両社の運行路線をはじめとした事業は継続されると云う。
[合併の概要]
<日程>
– 合併各社取締役会決議:2021年6月14日
– 合併契約締結:2021年6月16日
– 合併予定日(効力発生日):2022年1月1日(予定)
<合併後の会社概要>
– 名称:小田急ハイウェイバス(株)
– 所在地:東京都世田谷区若林 2-39-4
– 代表者の役職・氏名:取締役社長 田島 寛之
– 資本金:50百万円
– 株主構成:小田急電鉄(株)(100%)
– 営業所:世田谷、御殿場
– 主な路線:新宿・羽田~箱根、新宿~木更津・秋田他6路線
[合併当事会社の概要]
<存続会社>
– 名称:小田急箱根高速バス(株)
– 所在地:東京都世田谷区宮坂3−1−60
– 代表者の役職・氏名:取締役社長 二見 則之
– 資本金:50百万円
– 設立年月日:2000年8月1日
– 株主構成:小田急電鉄(株)(100%)
– 従業員数(※1):99名
– 車両数(※1):37台
– 輸送人員(※2):736千人
– 営業所:経堂、御殿場
– 主な路線:新宿・羽田~箱根
<消滅会社>
– 名称:小田急シティバス(株)
– 所在地:東京都世田谷区若林2-39-4
– 代表者の役職・氏名:取締役社長 須藤 孝
– 資本金:50百万円
– 設立年月日:2000年2月1日
– 株主構成:小田急バス(株)(100%)
– 従業員数(※1):138名
– 車両数(※1):55台(内受託車両30台)
– 輸送人員(※2):4,090千人(内受託3,760千人)
– 営業所:世田谷
– 主な路線:新宿~木更津・秋田他6路線
※1:2021年3月31日時点
※2:2019年度実績
■小田急箱根高速バス:https://www.odakyu-hakonehighway.co.jp/
■小田急シティバス:https://www.odakyu-citybus.jp/