NTTロジスコは、千葉県市川市にある千葉物流センター内の新倉庫建設を11月に着手した。竣工は、2020年3月を予定している。
千葉物流センターは、京葉道路原木ICから約5分、首都高速道路湾岸線千鳥町ICから約10分、東京外郭環状道路高谷JCTから約5分、また、JR東日本京葉線二俣新町駅からも徒歩5分と、利便性の高い地域に立地。
通信機器・IT機器等の検査や設定を行うIT機器物流、通信販売物流、自動車部品物流、医療機器物流等を中心に3PLサービスを提供しているが、敷地内4棟の倉庫は満床だと云う。
NTTロジスコは、首都圏のメインセンターとなる千葉物流センターの拡大と機能強化を目指し、11月から新倉庫建設に着手。新しい倉庫では、最新の自動化設備やIT技術を活用し、シェアリングサービスを実現する次世代物流センターを構築する。
[新倉庫の特徴]
– 構造:保管ラック配置を考慮した倉庫有効天井高さ6mを確保し、高効率な荷物保管が可能。
– 設備:
①空調設備の完備。
②外壁に金属サンドイッチパネルを使用し空調効率を向上。
③建物全体にLED照明を採用し環境に配慮。
– セキュリティ:監視カメラ・入退室セキュリティ機器を標準装備。
– BCP対策:停電時における貨物エレベーターや自動化設備の可動を目的に400kVAの大型非常用発電機を設置。
– アメニティの充実:
①約400人が利用可能な休憩室 (約180坪) を配置。
②コンビニエンスストアを設置し従業員の利便性を向上。
[施設計画の概要]
– 所在地:千葉県市川市二俣717-88
– 構造:RC造+S造 地上6階建 (倉庫フロア4階)
– 延床面積:約57,117m2 (約17,278坪) ※千葉物流センター全体面積:約141,652m2 (約42,850坪)
– 着工:2018年11月
– 竣工予定:2020年3月