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2020年10月27日【トピックス】

JR北海道、日高線(鵡川~様似間)の事業廃止を届出

NEXT MOBILITY編集部

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北海道旅客鉄道(JR北海道)は10月27日、日高線の鵡川~様似間(116.0km)について、国土交通大臣宛てに、鉄道事業廃止届出書を提出した。

 

廃止予定日は、来年11月1日(月)。但し、JR北海道は、届け出後に行われる北海道運輸局の主催の意見聴取でその繰上実施陳述を行い、この繰上が認められれば、予定日を同年4月1日(最終運行日:同年3月31日)に繰り上げるとしている。

 

日高線の鵡川~様似間は、2015年1月の低気圧に伴う波浪の影響により、厚賀~大狩部間で土砂流出などの被害が発生。以来、今日に至るまで全線での運行見合せが続いていた。

JR北海道・ロゴ

JR北海道は、2017年2月18日、日高線(鵡川~様似間)の復旧断念並びにバス等への転換に向けた協議開始を、沿線自治体(日高町、平取町、新冠町、新ひだか町、浦河町、様似町、えりも町及び むかわ町)に対して申し入れ、その後、沿線自治体と鉄道事業廃止にあたってのJR北海道による支援等について協議。

 

今年10月、この協議がまとまり、鉄道事業廃止につ いての同意が得られたことから、10月27日、鉄道事業法第28条の2(事業の廃止)に則り、 国土交通大臣宛てに鉄道事業廃止届出書を提出した。

 

 

日高線(鵡川~様似間)の2015年1月被害状況

 

 

 

[日高線(鵡川~様似間)の廃止について]

 

– 廃止路線:日高線の一部 鵡川~様似間(116.0km)
– 廃止予定日:2021(令和3)年11月1日(月)

 

※JR北海道は、届け出後に北海道運輸局の主催で行われる意見聴取(鉄道事業法第28条の2第2項の規定に基づく)で、廃止日の繰上(鉄道事業法第28条の2の規定)を実施したい旨の陳述を行い、繰上が認められれば、同年4月1日(最終運行日:同年3月31日)に廃止予定日を繰り上げる。

 

 

■(JR北海道)日高線 厚賀~大狩部間 67k506m 付近における盛土流出について(平成27年1月13日/PDF):https://www.jrhokkaido.co.jp/press/2015/150113-3.pdf

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

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1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

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(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。