NEXT Logistics Japan(以下「NLJ」)は12月22日、「令和3年度 グリーン物流パートナーシップ優良事業者表彰」の授賞式にて、パートナー企業15社とともに、最高位となる国土交通大臣表彰を受賞したと発表した。
NLJは、「ドライバー不足によりモノが運べなくなる」という社会課題の解決を目指し、15社のパートナー企業と共に、各社の知見や先進技術を活用し、省人化された環境負荷の少ない高効率な幹線輸送スキームの構築を推進する点、また物流MaaS実証事業としても取組みを進めている荷姿標準化においても、商慣習の異なる多くの企業と協働し全体最適を目指し取り組む点が高く評価されたとしている。
■取組みの概要
業種業態を超えたパートナー各社のノウハウや、CASE技術を活用しオープンな高効率幹線輸送スキームを構築、これを物流に関わる多くの人々に活用してもらうことで社会課題の解決を目指す
・25m ダブル連結トラックに業種業態を超えた荷を効率よく積載し、東名阪間を幹線輸送
・1台のトラックの積載率×稼働率を徹底的に高めるために「荷物」・「トラック」・「ドライバー」の情報を高度に活用
・中間地点でドライバーチェンジをすることで宿泊勤務を廃止。またドライバー業務から荷役を分離させることでドライバーの業務負荷低減を実現
・全体最適の輸送効率化を目指し、「パレットサイズ」「荷高さ」など荷姿の標準化・規格化を推進
■取組みの効果
CO₂排出削減量:997.9t-CO₂/年(▲29%) ※’19年事業開始時、単車輸送比
省人化:一人で単車2.5台分の輸送により、ドライバーの省人化実現
働き方改革:ドライバーの宿泊勤務廃止、荷役分離によるドライバーの負担低減