日産自動車は、電気自動車(EV)オーナー向けの充電サポートプログラム「日産ゼロ・エミッションサポートプログラム(ZESP)」のプログラムを改定し、「日産ゼロ・エミッションサポートプログラム3(ZESP3)」として、16日から加入受付を開始する。
ZESPは、日本充電サービス(NCS)が運営する日産販売店舗や高速道路SA、コンビニなど、全国約6,900基(*1)に設置された急速充電器を使用するための充電サポートプログラム。2010年の初代「日産リーフ」発売に合わせて開始され、現行プログラム「ZESP2」には、「日産リーフ」購入客の約9割が加入していると云う。
今回改定する「日産ゼロ・エミッションサポートプログラム3」では、プログラム内容と料金体系が改定される。なおZESP3は、新車、中古車を問わず利用できる。
ZESP3の料金プラン
ZESP3では、月額500円(税別)に、NCS充電スポットを使った分だけ支払う従量課金制の「シンプル」プラン、また月額4,000円~10,000円(税別)の基本料金に、急速充電器の無料充電回数をパッケージ化した「プレミアム」3プランの計4プランからの選択が可能。
また、プレミアムプランの加入者は、3年間の定期契約に加入することで、月額基本料金から毎月1,500円(税別)が割引される。
なお、ZESP3では、各プラン共通のサービスとして、レンタカー利用の際に基本料金(税別)が最大50%割引となる「日産レンタカー割引サービス」が提供される。
現在、日本国内では、初代「日産リーフ」の発売以降、10万台以上のEVが保有され、EVの普及に合わせてインフラ整備も加速的に進んでいる。
急速充電器の設置は、全国で7,800基(*2)以上が完了。普通充電器と合わせると、全国で約30,300基(*2)の充電器を利用することが出来ると云う。
*1:ZESPカードで使用できる急速充電器は日産販売会社店舗急速充電器・約1,900基+NCS急速充電器・約5,000基の合計6,900基となる(2019年9月末時点 日産調べ)。
*2:急速充電器7,800基と普通充電器22,500基(2019年9月末時点 ゼンリン調べ)。
■日産ゼロ・エミッションサポートプログラム3(PDF):https://www3.nissan.co.jp/content/dam/Nissan/jp/vehicles/leaf/1912/pdf/zesp_pamphlet_2019.pdf