日産自動車は3月17日、新型「アリア」に搭載される電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」が提供するハンドリング性能を体感できる「e-4ORCE ラジコンカー」を発表した。
「e-4ORCE」は、前後に合計2基の電気モーターを搭載し、それぞれのトルクとブレーキを協調制御する日産独自の4輪制御技術。今回、同社はラジコンカーにより「e-4ORCE」の特長である、ドライバーが安心して、思い通りに、気持ちよくクルマを運転できる高い走行性能を訴求する。
このラジコンカーは、タイヤのグリップを最大限活用する制御を再現するため、4つのモーターで4輪を個別に制御するメカニズムを採用。搭載されたセンサーがラジコンカーの走行状態を把握し、それぞれのモーターの駆動力を個別に制御することで、安定した思い通りの走行を可能としたという。
また、ラジコンカーは、実際にクルマを運転するのと同様にシートに座り、ハンドルとペダルで操作する。ラジコンカーに搭載されたカメラの映像をモニターを見ながら操作するため、まるで実車を運転しているかのような感覚で「e-4ORCE」の制御を体感することができるとしている。
なお、ラジコンカーは3月18日より日産グローバル本社ギャラリーで公開される。