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2020年1月4日【テクノロジー】

日産、CES 2020で未来のモビリティビジョンを紹介

NEXT MOBILITY編集部

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日産自動車・ロゴ

 

 

日産自動車は、1月7日~10日に米国のラスベガスコンベンションセンターで開催される「Consumer Electronics Show(CES)2020」に出展する。

 

今回は、日本のおもてなしの心をテーマに、電気自動車クロスオーバー「ニッサン アリア コンセプト」や「アイスクリーム移動販売車」、「プロパイロット ゴルフボール」などの様々な展示物を通して、同社の未来のモビリティに対するビジョンを紹介する(北ホール6306)。

 

 

ニッサン アリア コンセプト

ニッサン アリア コンセプト

 

 

さらに、こうした先端技術が現実のものであること示すべく、新しい活用方法を考案し、ブースに展示。さらに全体のデザイン、レイアウト、香りに至るまで、日本の伝統的なおもてなしの心と気配りを細部に至るまで反映させたと云う。

 

 

 

 

日産のグローバルデザイン担当の専務執行役員、アルフォンソ アルバイサ氏は、CES出展に関して、以下のように話している。

 

「我々がお客さまにお届けしたいと考えているものは、日本のおもてなしの心です。それは今回日産ブースにお越しの方に対しても同じです。未来を感じさせる我々の最新車両や技術を通して感じるおもてなしの心やワクワク感、日本の匠の技をブースでも体感いただけるよう、心がけました」。

 

 

 

 

 

[日産ブースの見どころ]

 

■電気自動車クロスオーバー「ニッサン アリア コンセプト」

 

北米初公開となる「ニッサン アリア コンセプト」は、新しい電気自動車専用プラットホームをベースに、様々な先進技術を搭載する同社の技術とサービスの総称である「ニッサン インテリジェント モビリティ」を体現したモデル。

 

「ニッサン インテリジェント モビリティ」コーナーでは、搭載されている運転支援システム「プロパイロット 2.0」や電動駆動 4輪制御技術、音響メタマテリアルやニッサンコネクトXについて、エキスパートが説明する。

 

 

 

 

■ゼロ・エミッションの「アイスクリーム移動販売車」

 

100%電気LCV(小型商用車)「e-NV200」をベースに、再利用可能バッテリー、太陽光による再生可能エネルギーの生成を組み合わせたコンセプトカー。

 

モーターは40kWhのバッテリーで駆動するが、搭載設備には日産の第一世代の電気自動車から回収されたリチウムイオン電池を再利用したポータブル蓄電バッテリーから給電し、アイスクリームを提供する。

 

 

 

 

■プロパイロット ゴルフボール

 

先進運転支援システム「プロパイロット 2.0」から着想を得て開発された常にカップを目指して進むゴルフボール。

 

ブース内のパッティンググリーンでは、頭上に取り付けたカメラがゴルフボールとカップの位置を検知。センシング技術とボール内の電動モーターにより、打ったボールをカップまでナビゲートする。

 

 

 

 

■パワーセルフィ

 

パワーセルフィブースでは、高出力のファンと特殊効果により、0-100km/h 2.8秒を誇る100%電動レースカーの加速性能を再現したショートムービーの撮影が可能。

 

 

 

 

■フォーミュラE レースカー

 

電気自動車フォーミュラカーレース「FIAフォーミュラE選手権」の新シーズン用、和をテーマにしたカラーリングのマシンを展示。

 

 

 

 

■日産リーフ e+

 

日産リーフに大容量バッテリーを搭載し、航続距離を40%向上させたモデル。運転支援システム「プロパイロット(米国市場名:プロパイロット アシスト)」やワンペダル操作が可能な「e-Pedal」などの先進技術も搭載されている。

 

 

 

 

日産のCES 2020に関する最新ニュースは、同社グローバルニュースルーム内のCES 2020ページ<https://global.nissannews.com/ja-JP/ces2020>や日産のTwitter、Instagram、YouTube、LinkedInページ(ハッシュタグ:#Nissan #CES2020 #NissanCES)で随時公開される。

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。