日産自動車(以下「日産」)、ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル(以下「ニスモ」)は1月25日、2022年のSUPER GT GT500クラスにおける日産系チームのドライバー体制を発表した。
2022年シーズンのSUPER GT GT500クラスには、以下の監督、ドライバーの体制で臨む。
今季、最も大きなトピックは、昨年12号車で平峰一貴とタッグを組んでいた松下信治がホンダに移籍したことだ。これにより12号車のステアリングを握るのは、昨年12月の段階でホンダからの離脱を表明していたベルトラン・バゲットと平峰一貴のタッグとなった。24号車は、昨年に3号車のドライバーだった平手晃平と佐々木大樹に。高星明誠は3号車で高星明誠と組む。松田次生とロニー・クインタレッリによる23号車の布陣に変更はない。
なおマシンは昨シーズンまでの「GT-R」から新たに「Z」が投入される。チーム監督については以下のニスモ社長のコメントを参照されたい。SUPER GTの2022年シーズンは、4月17日に岡山国際サーキットで開催される第1戦で開幕。以後、11月6日の最終戦まで全8戦で争われる。
片桐 隆夫 ニスモ社長 兼 最高経営責任者のコメント
「今シーズンは、上記のいつでも勝てるドライバーラインアップとしました。TEAM IMPULに新たに加わったバゲット選手には、このチームにふさわしい熱い走りを見せてくれることを期待しています。また、NDDP RACINGの監督に島田 次郎を、NISMOの監督に中島 健を抜擢しました。監督としてはルーキーですが、レースを知り尽くした彼らには、全幅の信頼を寄せています。いよいよ、Nissan Z GT500のデビューシーズンを迎え、開幕戦に向けて車両開発も正念場を迎えます。新体制のもと、常に勝利を目指し、チームの力を結集して全力でレースに臨みたいと思いますので、今シーズンも変わらぬ応援をお願いいたします」
なお、2月20日(日)に、SUPER GT GT500クラスの監督やドライバーも参加するモータースポーツ・ファンイベントをオンラインで開催する。(詳細は後日発表)