日産自動車は6月28日、2023年7月1日付のエクゼクティブコミッティ(EC:最高意思決定機関)に関する役員人事を、以下の通り発表した。
[ECに関する役員人事](2023年7月1日付)
1.新任
・現在、専務執行役員(SVP)である、AMIEO(Africa, Middle East, India, Europe and Oceania)マネージメントコミッティ(MC)議長のギョーム・カルティエ氏、アメリカズマネジメントコミッティ議長のジェレミー・パパン氏、中国マネジメントコミッティ議長の山﨑庄平氏は、ECに就任し、内田CEOにレポート。
・グローバル商品企画本部、グローバルプログラムマネジメントを担当する専務執行役員(SVP)のイヴァン・エスピノーサ氏は、ECに就任すると共に、現在の職務に加えグローバルモータースポーツを担当し、内田CEOにレポート。
2.担当職務の拡大(内田CEOへレポート)
・日本―アセアンマネジメントコミッティ議長である副社長(EVP)の星野朝子氏は、グローバルマーケティング&セールス、グローバルカスタマーエクスペリエンス、グローバルインフィニティに加え、新たにグローバルアフターセールスを担当。
・副社長(EVP)の坂本秀行氏は、日産生産・SCMに加え、新たに購買を担当。
・最高財務責任者(CFO)のスティーブン・マー氏は、財務、経理、M&A、税務・関税、グローバルIS/IT、IRに加え、新たにオペレーションパフォーマンスを担当。
・副社長(EVP)の中畔邦雄氏は、引き続きR&Dを担当。
・他ECメンバーは、現在の担当とレポートラインを継続。
日産の内田誠社長兼CEO(最高経営責任者)は、絶え間なく変化する市場環境に対応するため、よりフラットで柔軟な経営体制を実現し、各事業地域および機能軸でのリーダーシップをさらに強化。新たなEC体制を通じて、最終年度となる構造改革“Nissan NEXT ”の進捗を加速させ、成長を実現するための次期中期経営計画の策定に、一丸となって取り組んでいきたいとしている。