日産自動車、ニッサン・モータースポーツ・インターナショナルは8月23日、SUPER GT 2021第3戦レースレポートを発表した。
2021年SUPER GTシリーズ第3戦は8月21、22日に鈴鹿サーキットで開催された。当初、第3戦は5月に予定されていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で8月に延期されたため、第3戦が今シーズン4戦目のレースとなっている。
GT500クラスでは、#23 GT-Rが今季初優勝を獲得、#3 GT-Rが2位、#24 GT-Rが3位となり、GT-R勢が表彰台を独占した。途中、2番手を走行するもタイヤが厳しくペースの落ちた#12 GT-Rは終盤6番手に後退したが、後続の追い上げをしのぎポジションを死守。これによりGT-R勢は全車入賞を果たした。
なお、松田 次生はSUPER GT 23勝目となり、これによりSUPER GT最多勝の新記録更新となった。また、GT-Rは2020年の2勝に続き鈴鹿3連勝を達成。同一サーキットでの3連勝は、SUPER GTの新記録となる。
また、GT300クラスには、5台のNISSAN GT-R NISMO GT3が参戦し、#56 リアライズ日産自動車大学校GT-R(藤波清斗/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)が一時大きく順位を落としながらも挽回して8位でゴール。その他のGT-R勢も難しい天候のレースを走り切り、全車完走を果たしている。