日産自動車と、その販売会社である日産大阪販売（以下、日産大阪）および、グループ会社である日産車体とオートワークス京都は、8月24日、NV350キャラバンに特別な架装を施した「新型コロナウイルス感染症、軽症患者搬送車」を、日産グループとして、大阪府へ無償貸与した。
今回の取り組みは、6月に日産大阪が、大阪府と「安全・安心」「健康・働き方改革」、「環境」、「子ども・福祉」、「地域活性化」、「府政のPR」の6分野にわたる連携と協働を促進する包括連携協定を締結したことに基づき、日産グループが新型コロナウイルス対策の一環として、「新型コロナウイルス感染症、軽症患者搬送車」1台を貸与するもの。
日産車体とオートワークス京都が、NV350キャラバンをベースに製作した車両には、以下の飛沫感染を抑制する特別な架装が施されている。
・患者の乗る後部座席とドライバー席のある前列を隔てるパーテーションパネルを設置。
・後部座席側には換気扇を設置することで、運転席側への空気の流入を防止。
・後席と運転席をつなぐインターホンを設置し、安全な患者と搬送スタッフのコミュニケーションを実現。
日産グループは、引き続き、政府や自治体の要請に基づき、関係者と連携し、新型コロナウイルス感染拡大の防止に努めていくとしている。