日産自動車は1月8日、同社ブランドで完全子会社のインフィニティ・モーター・カンパニーの社長並びにインフィニティ・マネージメントコミッティーのチェアマンに、クリスチャン・ムニエ氏を就任させる人事を発表した。
ムニエ氏の社長就任を機に、2015年からインフィニティの社長を務めたローランド・クルーガー氏は退職。クルーガー氏は在任中、プレミアムセグメントにおけるインフィニティブランドの世界的な発展において中心的役割を果たしてきたと云う。
新社長のムニエ氏は、2002年に欧州日産に入社。近年では、北米日産セールス・マーケティング・オペレーションズ担当SVP兼カナダ日産社長として、米国・カナダ事業を統率し、セールス事業全般、マーケティング・コミュニケーションズ、モデルライン・ブランド・マネージメント、部品・サービス事業、商品企画、トラック・小型商用車事業、カスタマー品質、ディーラーネットワーク開発事業などを手掛けてきた。
ムニエ氏の就任に際して、日産自動車社長の西川廣人 氏は、以下のように述べている。
「クリスチャン ムニエは、これまでのインフィニティでのグローバルマーケティングおよび販売におけるリーダーシップの継続性に加え、新職務でも過去の様々な経験を活かしてくれると期待しています。この新たな挑戦に向けて、彼を迎えることができることを大変幸運に思います。
ローランド クルーガーは、過去4年間にわたり、同社を重要な成長期に導き、貢献をしてくれました。彼に感謝するとともに、今後の更なる活躍を祈っています。」