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2019年6月25日【人事】

日産、株主総会が指名委員会等設置会社への移行を承認

NEXT MOBILITY編集部

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日産自動車・グローバル本社

 

 

日産自動車の第120回定時株主総会が6月25日、パシフィコ横浜国立横浜国際会議場で開催され、「剰余金の処分」「定款一部変更」「取締役全員(11名)の選任」の3項目についての決議事項が提案され、ルノーが一時棄権を表明し懸案となっていた第2号議案「定款の一部変更」を含む全てが、株主より承認された。

 

 

日産自動車・ロゴ

 

 

日産は、健全なガバナンス体制の構築を目的に、明確な形で執行と監督・監査を分離することで、意思決定の透明性を向上し、迅速かつ機動的な業務執行を実行するためとして、監査役会設置会社から指名委員会等設置会社への移行のために、定款を一部変更する議案を提案。

 

この議案に関してルノーは、委員会メンバーの選任にあたりルノーの意向が十分に反映されていないことを理由に、株主総会棄権の意向を表明。

 

その後、日産は6月21日、独立社外取締役委員会からの指名委員会等設置会社移行後の新しい取締役会の体制に関する提案を受け入れ、任期満了による取締役11名(全員)の選任をルノーに配慮したものに改めた。

 

その最中には、ルノーとイタリアのFCAとの統合発表やその撤回などもあり、今回、それら紆余曲折を経て、全ての議案が株主により承認された。

 

第120回定時株主総会に出席した株主数は2,814名で、その所要時間は3時間22分。今回、日産の指名委員会等設置会社への移行と、新たな取締役11名が決定し、取締役11名の内、独立社外取締役がその過半数の7名となった。

 

 

[決議事項]

 

第1号議案 剰余金の処分の件

第2号議案 定款一部変更の件

第3号議案 取締役全員任期満了につき11名選任の件

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。