日産自動車は7月31日、従業員の多様性や価値観を尊重するダイバーシティ&インクルージョン(多様性と多様性の受容)のさらなる促進のため、8月1日から結婚事由により取得する休暇制度および結婚祝金の支給を、同性婚および事実婚にも適用することを発表した。
日産は、ダイバーシティ&インクルージョンの促進に向け、LGBTへの理解を深めるため、全社員を対象にしたe-Learningの実施や、セミナー等啓発活動を定期的に行う他、多目的トイレの設置や日程を分けた健康診断を実施。また、更なる理解促進のため、アジア最大級のLGBTイベント”東京レインボープライド”にも出展してきた。
それら活動の成果として日産は、LGBTの取組みを評価する指標「PRIDE指標」で、最高位のゴールドを2年連続で受賞。今後も、社員一人ひとりが自分らしく、活き活きと働ける職場づくりを推進するとしている。