日産自動車は、日産ラテンアメリカのチェアマンのホセ・バルス氏が、北米日産のバイスチェアマンとして、2019年1月2日から米国のセールス&マーケティングの統括担当に就任することを発表した。
今回の役員人事について、北米日産チェアマンのデニス・ル・ヴォット氏は、以下の通り述べている。
「ホセの経験は、日産のグローバル戦略に沿った販売の成長計画を実現するために必ず役立つと信じています。北米日産は、サブコンパクト・クロスオーバーのキックス(KICKS)や2019年の新型アルティマなどの新製品の導入で販売力を押し上げ、日産ブランドの強化に継続して取り組んでいきます」。
バルス氏は当面、ラテンアメリカ統括の職務も継続し、北米担当としては、デニス・ル・ヴォット氏にレポート。日産は、ラテンアメリカ統括担当の後任について後日発表するとしている。
バルス氏は、教皇庁立アルゼンチンカトリック大学で会計学学士、カリフォルニア大学バークレー校で経営理学修士を取得。
大手自動車製造・販売会社数社で、販売事業、フリート・商用車、流通、ディーラー展開、製品開発やポートフォリオ・マネジメント等を歴任し、2011年4月にメキシコ日産のリージョナルコマーシャル担当 VPとして日産に入社している。