日産自動車と日産モータースポーツ&カスタマイズ( NMC )は、5月24日~26日の日程で開催されるENEOS スーパー耐久シリーズ2024 Empowered by BRIDGESTONE第2戦「富士SUPER TEC 24時間レース」へ、Nissan Z NISMOをベースとしたレースカー「Nissan Z NISMO Racing Concept」で参戦すると( 5月7日 )発表した。
日産とNMCは、スーパー耐久シリーズには開発車両の参戦が認められる「ST-Q」クラスがあることから、2022年以降、Nissan Z Racing Conceptで富士24時間レースをはじめ複数のレースに出場してきた。
今シーズンも、量産エンジンでのカーボンニュートラルフューエル(CNF)の適合開発と、GT4カテゴリー車両であるNissan Z NISMO GT4のアップデートと開発を進めるべく新たなモータースポーツカテゴリーへのチャレンジを継続。富士24時間レースに参戦する。
日産のモータースポーツビジネスユニットオフィスヘッドで、NMCの社長を務める片桐 隆夫氏は、「2050年度までに製品のライフサイクル全体でカーボンニュートラルを実現することを目指しています。
モータースポーツに於いては、電気自動車のレースであるABB FIAフォーミュラE世界選手権への参戦に加え、CNFを使ったレース車両の開発など、カーボンニュートラルな幅広いモータースポーツの実現を目指した取り組みを行っており、Nissan Z/Nissan Z NISMOをベースとした開発車両で、富士24時間レースのST-Qクラスへの参戦は、今年で3回目となります。
サステナブルなモータースポーツという視点からCNFの知見をさらに深め、また、レースという極限状態での競争によって得られる貴重な実戦データを積み上げることによって、お客さまがより楽しめるクルマの開発を進めていきます」と話している。
富士24時間レース チーム体制は以下の通り
No. _クラス_監督_チーム
230__ST-Q_石川 裕造_NISMO
_ドライバー
平手 晃平 / 佐々木 大樹
千代 勝正 / 高星 明誠
ロニー・クインタレッリ / 本山 哲