日本通運の東アジアブロックは、中国とベトナムを結ぶ国際鉄道を利用した中国・蘇州発ベトナム・ハノイ向けクロスボーダー鉄道輸送サービスを2月24日から開始したと、2月26日発表した。
■サービスの特長
・多くの企業が集積する華東エリアに位置する蘇州西駅を発駅とし、南寧南駅を経由し、イェンビエン駅(ハノイ)に到着。
・鉄道輸送により安定したリードタイムを提供。(8日~10日)
・海上輸送やトラック輸送混雑時のBCP対策に繋がる環境に優しい輸送サービス。
ルート図
■サービス開発の背景
現在、中国から東南アジア向けの海上輸送は本船のスペース不足の影響を受ける中で、安定したリードタイムで提供できる輸送ルートの確保が必要となったため、BCP対応として新たな輸送サービスを開発した。
■今後の展開
ベトナム発中国向けの鉄道輸送サービスの開発を進める。また、鉄道とその他の輸送モードを組み合わせた輸送サービスを検討していく。