日本通運の現地法人である「日通国際儲運(※)」は、中国湖北省武漢市に拠点を新設し、11月からアパレルの国内物流拠点として本格稼働を開始した。
中国では現在、経済発展に伴い内陸部の購買力が上昇、アパレルをはじめとした消費財の流通量が大きく増えていると云う。
そのため日通国際儲運は、中国主要都市の中心に位置し、内陸部交通の要所となる武漢市に拠点を新設。同種アパレルを扱う沿岸部の広東省東莞市の拠点から熟練スタッフを派遣して業務を開始した。
今後は、この武漢地区拠点を中心に、日用雑貨・アパレル等の消費財をターゲットとして、中国国内トラック輸送網や店舗向けルート配送網を構築し、さらなるサービスの拡充を図るとしている。
※)日通国際儲運:2020年11月1日、旧日通国際物流(深圳)から社名変更。新たに中国国内のロジスティクス専業会社として営業開始。
[新倉庫の概要]
– 住所:湖北省武漢市江夏区鄭店街道旁一村第一産業集団物流園
– 構造:鉄骨造、平屋建て
– 延床面積:24,000㎡(11月時点)
– 主要設備:フォークリフト12台、RFID読み取り機11台、24時間守衛、CCTV。
– 業務内容:消費財の保管、入出庫作業、国内地区配送。