新倉庫外観
日本通運(本社:東京都港区、代表取締役社長:齋藤充)傘下のオーストラリア日本通運(社長:影山佳久)は7月10日、ビクトリア州メルボルンにある拠点を移転・拡充し同月1日より営業を開始したと発表した。(坂上 賢治)
オーストラリアの南東部に位置するビクトリア州は、製造業やIT・ソフトウェア産業に強みがあり、医薬品・バイオテクノロジーなどのライフサイエンス分野でもオーストラリアの産業を牽引している。また州都であるメルボルンは、大手日系自動車メーカーが拠点を構えており、関連するサプライヤーも数多く集積している地域だ。
この地域に新設したメルボルンロジスティクスセンターは、従来2つに分かれていた倉庫拠点を統合し、倉庫・事務所を合わせて約1.5倍の広さになる。また同センターはメルボルン市内に近く、航空輸送の際、メルボルン国際空港から約20分。海上輸送でもメルボルン港から約15分と物流拠点として好適な立地にある。
オーストラリア日通では「同センターを開設することにより、自動車アフターパーツ関連や電気デバイス関連を主なターゲットとし、ロジスティクス機能の強化とともに、お客様へ最適な輸送サービスを提供してまいります。当社は多様化するお客様の物流ニーズに対応するために、グローバルロジスティクスカンパニーとして、サービスの拡充に努めてまいります」と話している。
倉庫内
【業務内容】
航空・海運輸出入フォワーディング業務、国内トラック輸送業務、通関業務、倉庫業務、引越業務
【施設概要】
名称 :オーストラリア日本通運㈱ メルボルン支店メルボルンロジスティクスセンター
(NIPPON EXPRESS(AUSTRALIA)PTY. LTD. MELBOURNE BRANCH MELBOURNE LOGISTICS CENTRE)
住所 :20 OXFORD ROAD, LAVERTON NORTH, VICTORIA 3026, AUSTRALIA
電話番号 :+61-3-9933-2200
倉庫面積 :18,200m2
事務所 :800m2