日本ユニシス、新潟交通、エヌシーイー、長岡技術科学大学は12月13日、新潟市において MaaS(Mobility as a Service)および移動データ利活用の実証実験を開始した。
実験では、新潟市住民向けに地域アプリ「りゅーとなび」を提供する。アプリ上で新潟市内店舗施設のイベント情報、スポット情報、クーポン、デジタルチケットサービスを提供して新潟市住民のまちなかへの移動・消費を促すとともに、利用者のデータ提供受容性検証や移動データの利活用の検証を進めていく。
なお実験は、経済産業省令和3年度「地域や業種をまたがるモビリティデータ利活用推進事業」に選定されている。
■実証実験概要
実験期間
2021年12月13日(月)~2022年3月31日(木)
事業者と役割
日本ユニシス株式会社:全体統括、「りゅーとなび」の開発・運用
新潟交通株式会社:市内協力事業者との折衝およびプロモーション
エヌシーイー株式会社:データ分析
長岡技術科学大学:データ分析
実験の目的
– 移動目的と移動手段の統合による、まちなか消費・公共交通利用の行動変容を検証
– 利用者のデータ提供受容性を検証
– 移動データの利活用機会を広げて MaaS およびデータ利活用の社会実装を進める