日本交通は11月12日、東京都内で妊婦向けに展開している『陣痛タクシー』の累計配車件数が10万件を超えたと発表した。
日本交通の『陣痛タクシー』は、2021年11月9日運行分をもって累計配車件数が100,020件となり、サービス開始から約9年半で10万件を超えた。サービス登録者数も2021年10月末現在で累計294,454人となっている。
なお、コロナ禍においてもコンスタントに毎月約1,000件の配車があり、これは妊婦さんの5人に1人が乗車している計算となる。
陣痛時に最優先でタクシーを呼べるサービス
陣痛タクシーとは、陣痛時に最優先でタクシーを手配し、病院まで送るサービス。配車場所・かかりつけ病院・出産予定日などを事前に登録することで、簡単にタクシーを手配できる。日本交通では乗務員は全員が、助産師監修『妊産婦搬送時の注意事項と対応』講習会を受講して、妊婦に寄り添ったサービスの提供に努めている。
日本交通では、『陣痛タクシー』を2012年5月13日・母の日より都内初のサービスとして運行。都民の安心・安全、救急車の適正利用への貢献にもつながるものとして、2013年2月には東京消防庁より感謝状をおくられている。