日本特殊陶業は、3月2日、新会社「株式会社 シェアリングファクトリー」を、3月に設立すると発表した。
日本特殊陶業は、中期経営計画の重要な取り組み課題の一つとして、新規事業の創出を掲げており、その一環として、既存事業の枠組みに囚われない、新たな領域でのビジネスの模索を続けてきたと云う。
個人間において、場所やモノを所有することから、互いに共有し利用するシェアリングエコノミー(共有経済)という新しい考え方が広がりつつある現在、製造業を取り巻く外部環境もまた同様に、グローバルで急速に変化している。
このような中、同社は、環境の変化に柔軟に対応できるしくみが求められていると判断。
ものづくりの枠を超え、製造業におけるシェアリングサービスを提供することで、ものづくり企業の競争力を高めることに貢献したいと考え、新会社設立に至ったとしている。
シェアリングファクトリーは、今後の事業展開として、5月から設備・計測器や遊休資産などの有形物のシェアリングサービスを開始。
2019年以降にはスキル・人材のシェアリングサービス、仕事のマッチングでのサービスの開始を予定していると云う。
また、市場のニーズに対応し、将来的にさらなるシェアリングアイテムの拡充を図っていくとしている。
[新会社の概要]
(1)社名:株式会社Sharing FACTORY(シェアリングファクトリー)
(2)所在地:〒467-8525 愛知県名古屋市瑞穂区高辻町14-18
(3)代表者:代表取締役社長 長谷川 祐貴
(4)事業内容:
・製造業における設備・計測機器のシェアリング
・製造業における遊休資産の売買
・製造業におけるスキル・人シェアリング
・製造業における仕事マッチング
(5)設立年月日:2018年3月
(6)資本金:500万円(同社全額出資)
(7)人員体制:代表取締役1名、取締役 3名、監査役 1名
Sharing FACTORY HP:http://www.sharingfactory.co.jp/lp/