西日本高速道路(NEXCO西日本)は2月5日、管轄する以下の17料金所を、3月18日からETC専用料金所に置き換えると発表した。これにより、ETC車載器を搭載していない車両は、当該料金所からの高速道路への入退場はできなくなる。
1.運用開始箇所
■関西
<道路名、料金所名>
– E1 名神高速道路、瀬田西(せたにし)
– E1A 新名神高速道路、信楽(しがらき)
– E24 京奈和自動車道、精華学研(せいかがっけん)(奈良方面への入口、奈良方面からの出口)
– E27 舞鶴若狭自動車道、大飯高浜(おおいたかはま)
– E29 播磨自動車道、播磨新宮(はりましんぐう)
– E42 湯浅御坊道路、広川南(ひろがわみなみ)
– E89 第二京阪道路、城南宮北(じょうなんぐうきた)(入口)
■中国
<道路名、料金所名>
– E9 山陰自動車道、宍道(しんじ)
– E74 浜田自動車道、旭(あさひ)
■四国
<道路名、料金所名>
– E11 高松自動車道、さぬき三木(みき)
– E11 高松自動車道、さぬき豊中(とよなか)
– E32 徳島自動車道、土成(どなり)
– E11 松山自動車道、土居(どい)
– E56 松山自動車道、内子五十崎(うちこいかざき)
– E76 今治小松自動車道、いよ小松北(こまつきた)
■九州
<道路名、料金所名>
– E10 東九州自動車道、行橋(ゆくはし)
– E10 東九州自動車道(宇佐別府道路) 、安心院(あじむ)
<位置図>
2.運用開始日時
2024年(令和6年)3月18日(月)0時
3.ETC専用料金所の案内
ETC専用料金所への変更に併せて、インターチェンジ付近の高速道路本線および一般道の案内標識に、ETC専用の標示板を設置し、ETC車でしか利用できないことを案内する。
高速道路本線の出口案内(左)と一般道の入口案内(右)(共にイメージ)。
4. ETC専用料金所の利用方法
ETC車でのみ利用可能。ETC車載器を搭載していない車両は利用できない。
なお、誤ってETCが利用できない状態(ETC車載器未設置、ETCカード未挿入など)で利用した場合には、後退せずに、「ETC/サポート」または「サポート」と表示されたレーンを通行し、一旦停止して係員などの指示に従うこと。また、設備点検等によるETCレーン閉鎖時には、ETC車もサポートレーンを利用すること(※)。
5.NEXCO西日本管内のETC専用料金所
NEXCO西日本では、2023年(令和5年)4月3日から、管轄する11の料金所をETC専用料金所として運用している(詳細については、同社の公式WEBサイト にて確認可)。
<現在ETC専用料金所として運用している11料金所の位置図>