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2019年5月17日【テクノロジー】

NEXCO西、画像技術開発会社を買収。道路調査・点検を効率化

NEXT MOBILITY編集部

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NEXCO西日本は5月17日、高速道路の老朽化に伴い、調査・点検作業をより一層効率化するため、大阪市の調査・点検時のモニタリング・画像技術開発会社(※1)フジエンジニアリングを買収し、完全子会社化した。

 

NEXCO西日本が管理する高速道路は、約3,500kmに達しているが、その内の約4割が開通から30年以上となるなど、老朽化。

 

現在、道路ネットワークの機能を長期にわたって健全に保つため、高速道路の大規模更新、大規模修繕事業を進めている。

 

NEXCO西日本では、今後、更なる老朽化の進行に伴い調査・点検箇所が増加する一方で、必要となる技術者不足が懸念されることから、道路の状況を効率的に診断し的確に対処するための調査・点検技術開発が不可欠となると判断。

 

これまで共同で技術開発を行ってきた、調査・点検におけるモニタリング・画像技術の開発を行うための研究・調査及び解析、モニタリング、技術支援などを主な業務(※2)とするフジエンジニアリングを買収し、完全子会社した。

 

これによりNEXCO西日本は、同社が蓄積してきた技術・知識及び経験と、フジエンジニアリングがもつ新技術を活用し、調査・点検技術開発を促進。調査・点検作業の効率化を図るとしている。

 

 

[子会社化する会社の概要]

 

– 会社名:株式会社フジエンジニアリング
– 主な事業内容:研究・技術開発、調査及び解析、モニタリング、技術支援
– 資本金(出資割合):30百万円(100%)
– 社員数:38名
– 本店所在地:大阪市
– 代表者:代表取締役社長 杦本 正信

 

 

[子会社化の株式取得時期等]

 

・株式譲渡契約締結日:令和元年5月9日(木曜)

・子会社化手続完了日:令和元年5月17日(金曜)

 

 

※1:高速道路の保全は、(1)調査・点検、(2)補修計画策定、(3)設計、(4)設計チェック、(5)施工計画策定、(6)工事の各段階を経て実施される。フジエンジニアリングは、この内調査・点検におけるモニタリング・画像技術の技術開発を行うため、研究・技術開発、調査及び解析、モニタリング、技術支援を行っている。

 

 

 

※2:フジエンジニアリングの業務内容

 

 

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。