中日本高速道路(NEXCO中日本)は、グループを含めた社員の安全意識の更なる向上を図るため、安全教育に特化した研修施設として、2020年度内に八王子支社敷地内に「安全啓発館」を設置する。
NEXCO中日本では、「笹子トンネル天井板崩落事故を決して忘れず、二度とこのような事故を起こしてはならない」との深い反省と強い決意のもと、「お客さまの安全を何よりも優先する」という安全意識の維持向上を目的に、2015年度から、川崎市にある「安全啓発室」で安全啓発研修を実施。
今回新設する「安全啓発館」では、これまで行ってきた「安全意識の維持向上」に加え、潜在的リスクや高速道路などで発生する多くの事象について学び、安全を最優先して自律的に行動できる人財を育成していくとしている。
[安全啓発館の概要]
– 設置場所:NEXCO中日本八王子支社敷地内(東京都八王子市宇津木町231)
– スケジュール:着工:2019年秋(予定)/完成:2020年度(予定)
– 構造・規模:地上2階建て、鉄骨造、延床面積約2,000m2 (予定)
– 研修での項目・資料・そこから学ぶ内容:
※1 初狩PA慰霊碑
※2:展示予定の現物イメージ(例)
(写真:左)落下した床版下面吹付コンクリート
展示予定の現物イメージ(2014年9月2日 E1A 伊勢湾岸自動車道 上郷大成高架橋床版下面吹付コンクリートはく離・落下事象)
(写真:右)落下したトンネル照明灯具
展示予定の現物イメージ(2015年8月15日 E1 東名高速道路宇利トンネル照明灯具落下事象)