NEXCO中日本 金沢支社では12月23日、冬期の北陸路の安全な利用のために、冬用タイヤの装着、タイヤチェーンの携行など、冬用装備で走行を呼びかけている。
北陸地方では、高速道路上の事故発生率(事故率)が冬期(12月~翌3月)は通常期(4月~11月)の事故率と比べ増加し、特に初冬期の12月では、降雪1cmあたりの事故発生件数が1月~3月に比べて高く、事故が増加する傾向にある。
12月7日にサービスエリア(SA)で行なった冬用タイヤの装着状況の調査では、冬用タイヤの装着率は70%で、約3割の人が未装着であった。寒波の到来が予測されているため、早めの冬用タイヤの装着を呼びかけている。また、大雪特別警報や大雪に関する緊急発表がおこなわれるような異例の降雪時には、金沢支社管内の下記区間でチェーン規制を実施する場合があり、タイヤチェーンの携行も同時に呼びかけている。
※調査は、12月7日にSAに駐車している車両のタイヤを目視で確認したもの。
対象SA:有磯海SA、尼御前SA、南条SA、賤ヶ岳SAの上下線
■冬の高速道路安全5則
– しっかり装着「冬用タイヤ」常時携行「タイヤチェーン」
– 急ハンドルは絶対にきらないこと
– 急ブレーキは絶対にかけないこと
– 車間距離を十分にとること
– 安全速度を絶対に守ること