NEXCO中日本は4月6日、E1 東名 豊橋PA(下り)における「駐車場予約システム」の有料社会実験を2021年5月1日から開始すると発表した。
同社は、国内の物流を支えるトラックなどのドライバー不足が進行する中、労働生産性の向上や働き方の改善を支援するため、2019年4月からドライバーの確実な休憩機会を確保する「駐車場予約システム社会実験(無料)」をE1 東名高速道路(東名) 豊橋パーキングエリア(PA)(下り、愛知県豊橋市賀茂町字野中)で実施していた。
これまでの実験で、特に深夜時間帯で予約上限に達し、その前後の時間帯は比較的空いている傾向を把握した。そのため、分散駐車を促し、混雑時間帯でも確実に駐車してもらうため、深夜の混雑時間帯での利用を一部有料化する社会実験を、2021年5月1日(土)0時から開始することとした。
システムの提供は引き続きタイムズ24が提供。また、有料化に合わせてクレジットカードによる事前決済機能をシステムに新たに追加し、予約から決済までを全て予約サイト上で完結させる仕組みとすることで、有料化への円滑な移行を支援する。
■有料社会実験の概要
1.実施期間
2021年5月1日(土)0時~2021年11月頃まで
2.有料時間帯と料金体系(税込み)
3.利用方法
利用にあたってはモニター登録に加え、新たに決済に必要なクレジットカードの事前登録が必要。
4.対象駐車マス数
中型/大型:10台(うち1台は定期利用) 特大/ダブル連結トラック:9台(うち3台は定期利用)
■豊橋PA(下り)位置図
■駐車場予約システムについて
時間帯別予約率(2021年2月の平日平均)
日平均予約・利用台数(平日)