駒ヶ根市と中日本高速道路(NEXCO中日本)名古屋支社は、E19 中央自動車道(E19 中央道)駒ヶ岳サービスエリア(SA)に設置を進めていた、駒ヶ岳スマートインターチェンジ(IC)の開通を3月17日(土)に決定した。
同社は、駒ヶ岳スマートIC開通により、期待される整備効果として以下の点を挙げている。
(1)高速道路の利便性向上による企業進出・集積の促進および地域産業の発展
駒ヶ岳スマートICにより、駒ヶ根市南部および飯島町の工業用地の魅力が高まることで企業の進出を促すと共に、更なる生産活動の活性化、雇用創出による産業の発展が期待される。
(2)高速道路のアクセス性向上による周遊型観光の形成
これまでの駒ヶ根ICと駒ヶ根高原を中心とした観光エリアに加え、駒ヶ岳スマート IC 周辺の食品産業連携による新たな観光エリアの形成。また、駒ヶ根高原以外の観光地を組み込んだ周遊観光の形成と振興が期待される。
(3)駒ヶ根IC周辺道路の混雑緩和
駒ヶ岳スマート IC により、中央自動車道へのアクセス交通の分散が図られ、既存の駒ヶ根 IC 周辺道路の混雑緩和が期待される。
(4)飯島町から高速道路を利用した県中・北部地域へのアクセス性の向上
駒ヶ岳スマート IC により、飯島町から県中・北部地域(例えば:松本市街地方面)への高速道路を利用したアクセス性の向上、また移動時間の短縮による滞在時間の増加が期待される。
[駒ヶ岳スマートIC開通の概要]
<開通日時>
2018年3月17日(土曜日)15時
<駒ヶ岳スマートICの概要>
設置場所:長野県駒ヶ根市赤穂
E19 中央道 駒ヶ岳SA(駒ヶ根IC~松川IC間)
※ 駒ヶ根IC~松川IC間の15.4kmが、駒ヶ岳スマートICの開通により、駒ヶ根IC~駒ヶ岳スマートIC間3.3km、駒ヶ岳スマートIC~松川IC間12.1kmとなる。
事業主体:駒ヶ根市、中日本高速道路株式会社
利用時間:24時間利用可能
出入方向:全方向利用可能(東京方面、名古屋方面の出入り)
対応車種:ETC車載器を搭載した全車両(但し、車長12m以下)
主なアクセス道路:(上り線側)市道南割中田切線、(下り線側)市道琴ヶ沢線
[通行料金]
<駒ヶ岳スマート IC と主要 IC 間の料金表(通常料金)>
※上記は主要IC間の通常料金のみを表示。上記以外のIC間の料金や割引後の料金については、NEXCO 中日本公式 WEB サイトで改めて告知する。
<ETC 割引の適用について>
※割引後の料金は四捨五入により 10 円単位の端数処理をおこないますので、割引率が異なる場合がある。
※各割引の適用条件やその他の割引等の詳細については、NEXCO中日本公式WEBサイト確認の事。
[スマート IC 利用上の注意点]
・スマート IC は ETC 専用。必ず ETC カードを車載器に挿入して通行する事。
・スマート IC では、車両が停止状態でなければ開閉バーが開かない。ETC ゲートの前で必ず「一旦停止」し、バーが開いてから通行する事。
・ETC 車載器を搭載していない車両が、誤ってスマート IC に進入した場合は、バックで戻ることが可能。
・名古屋方面からスマートIC出口および名古屋方面へのスマートIC入口を利用者は、駒ヶ岳サービスエリアの利用はできない。ぷらっとパーク駐車場を利用の事。