NEXT MOBILITY

MENU

2018年2月20日【経済・社会】

NEXCO中日本、E19中央自動車道・駒ヶ岳スマートインターチェンジが3月17日に開通

NEXT MOBILITY編集部

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 

駒ヶ根市と中日本高速道路(NEXCO中日本)名古屋支社は、E19 中央自動車道(E19 中央道)駒ヶ岳サービスエリア(SA)に設置を進めていた、駒ヶ岳スマートインターチェンジ(IC)の開通を3月17日(土)に決定した。

NEXCO中日本・ロゴ

同社は、駒ヶ岳スマートIC開通により、期待される整備効果として以下の点を挙げている。

 

(1)高速道路の利便性向上による企業進出・集積の促進および地域産業の発展

駒ヶ岳スマートICにより、駒ヶ根市南部および飯島町の工業用地の魅力が高まることで企業の進出を促すと共に、更なる生産活動の活性化、雇用創出による産業の発展が期待される。

 

(2)高速道路のアクセス性向上による周遊型観光の形成

これまでの駒ヶ根ICと駒ヶ根高原を中心とした観光エリアに加え、駒ヶ岳スマート IC 周辺の食品産業連携による新たな観光エリアの形成。また、駒ヶ根高原以外の観光地を組み込んだ周遊観光の形成と振興が期待される。

 

(3)駒ヶ根IC周辺道路の混雑緩和

駒ヶ岳スマート IC により、中央自動車道へのアクセス交通の分散が図られ、既存の駒ヶ根 IC 周辺道路の混雑緩和が期待される。

 

(4)飯島町から高速道路を利用した県中・北部地域へのアクセス性の向上

駒ヶ岳スマート IC により、飯島町から県中・北部地域(例えば:松本市街地方面)への高速道路を利用したアクセス性の向上、また移動時間の短縮による滞在時間の増加が期待される。

 

 

[駒ヶ岳スマートIC開通の概要]

 

<開通日時>

2018年3月17日(土曜日)15時

 

<駒ヶ岳スマートICの概要>

設置場所:長野県駒ヶ根市赤穂
E19 中央道 駒ヶ岳SA(駒ヶ根IC~松川IC間)
※ 駒ヶ根IC~松川IC間の15.4kmが、駒ヶ岳スマートICの開通により、駒ヶ根IC~駒ヶ岳スマートIC間3.3km、駒ヶ岳スマートIC~松川IC間12.1kmとなる。
事業主体:駒ヶ根市、中日本高速道路株式会社
利用時間:24時間利用可能
出入方向:全方向利用可能(東京方面、名古屋方面の出入り)
対応車種:ETC車載器を搭載した全車両(但し、車長12m以下
主なアクセス道路:(上り線側)市道南割中田切線、(下り線側)市道琴ヶ沢線

 

[通行料金]

 

<駒ヶ岳スマート IC と主要 IC 間の料金表(通常料金)>

※上記は主要IC間の通常料金のみを表示。上記以外のIC間の料金や割引後の料金については、NEXCO 中日本公式 WEB サイトで改めて告知する。

 

<ETC 割引の適用について>

※割引後の料金は四捨五入により 10 円単位の端数処理をおこないますので、割引率が異なる場合がある。
※各割引の適用条件やその他の割引等の詳細については、NEXCO中日本公式WEBサイト確認の事。

 

[スマート IC 利用上の注意点]

 

・スマート IC は ETC 専用。必ず ETC カードを車載器に挿入して通行する事。

・スマート IC では、車両が停止状態でなければ開閉バーが開かない。ETC ゲートの前で必ず「一旦停止」し、バーが開いてから通行する事。

・ETC 車載器を搭載していない車両が、誤ってスマート IC に進入した場合は、バックで戻ることが可能

・名古屋方面からスマートIC出口および名古屋方面へのスマートIC入口を利用者は、駒ヶ岳サービスエリアの利用はできない。ぷらっとパーク駐車場を利用の事。

CLOSE

坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。