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2025年2月7日【MaaS】

NEXCO中日本、新東名高速道路で自動運転トラックの実証開始

坂上 賢治

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自動運転車優先レーンを活用し自動運転トラックの走行をインフラから支援

 

国土交通省道路局、国土技術政策総合研究所、中日本高速道路の3者は2月7日、自動運転インフラ検討会の関係省庁と連携。新東名高速道路上で自動運転トラックの実証実験を開始する。

 

 

より具体的には、自動運転トラックの実現に向けて新東名高速道路(駿河湾沼津SA~浜松SA)上で深夜時間帯に自動運転車優先レーンを設定し、車両開発と連携した自動運転トラックの公道走行の実証実験を実施する。実施期間は3月3日(月)からとなる。

 

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上記に係る実証概要とそのスケジュールは以下の通り

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実験開始日
令和7年3月3日(月)より、自動運転トラックの実証実験を開始

 

 

実験区間
新東名高速道路(駿河湾沼津SA~浜松SA)

 

技術検証内容
以下の一連の実証を実施。

 

 

<要素1>合流支援情報提供システム
合流支援情報について、路側機から提供された情報が適切に受信可能かを現地にて通信確認していく。

 

<要素2>先読み情報提供システム
工事規制情報等の先読み情報(車両単独では検知できない道路前方の状況に関する情報)について、路側機から提供された情報が適切に受信可能かを現地にて通信確認する。

 

 

<要素3>道路。交通整理
遠隔監視、運転手や保安要員の派遣等を行う。

 

<要素4>切り替え拠点
自動運転の切替(ドライバーの乗降等)に必要な駐車マスの整備。

 

<要素5>自動運転車優先レーン

遠隔監視、運転手や保安要員の派遣等を行う。平日の夜間(22:00~5:00)に、第1通行帯を自動運転車優先レーンとして設定し、自動運転トラックが安全・円滑に走行可能かを確認する。

 

<その他>自動発着
自動運転トラックが自動駐車・自動発進可能かを確認する。

 

 

 

 

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

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1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

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1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

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日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

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株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

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1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。