厚生労働省は、現在、一時的に解禁している医療機関による電話や情報通信機器といったオンラインでの初診・再診に対応する全国1万件以上の「医療機関リスト」など、オンライン診療を適切に実施するための関係情報を、ホームページで公開した。
また、ジャッグジャパン(東京都渋谷区)は、このリストをマップ上にプロットした「オンライン診療対応マップ」を公開した。
・(厚労省)新型コロナウイルス感染症の感染拡大を踏まえたオンライン診療について:
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/rinsyo/index_00014.html
・(ジャッグジャパン)診療対応マップ:https://gis.jag-japan.com/covid19jp/
厚労省の「新型コロナウイルス感染症の感染拡大を踏まえたオンライン診療について」のページでは、対応医療機関リスト(I)のほか、事務連絡(令和2年4月10日)「新型コロナウイルス感染症の拡大に際しての電話や情報通信機器を用いた診療等の時限的特例的な取扱について」(II)、また、IIをわかりやすく説明したリーフレット「電話・オンライン診療について」(Ⅲ)、電話・オンライン診療の手順(Ⅳ)、医療機関向けマニュアル(Ⅴ)について案内している。
■オンライン診療リストをプロットしたオンラインマップも登場
また、「選挙を科学する」を標榜するコンサルティング会社のジャッグジャパン(東京都渋谷区)は、既に公開している「都道府県別新型コロナウイルス感染者数マップ」に、この厚労省公開のオンライン診療リストをプロットした「オンライン診療対応マップ<https://gis.jag-japan.com/covid19jp/>」を、4月26日に追加して公開した(タブから選択)。
このマップでは、PCやスマートフォンで、近隣の医療機関の検索ができ、また初診や再診によるオンライン診療可否や、診療科による条件検索も可能。例えば「子どもが熱を出したから、オンラインで診察をしてくれる近隣の小児科を探したい」「いつも通っているかかりつけ医がオンライン診療に対応しているかを探したい」といった検索もできると云う。
さらに、オンライン診療に対応する医療機関の電話番号やURLをリンク掲載しているため、当該医療機関のHPへジャンプしたり、スマートフォンでは、ワンタップで直接医療機関に電話することもできる。
なお、すべての機能は、無料で利用することができる。
■「ジャッグジャパン:https://jag-japan.com/