neuetは12月18日、丸井グループ、名古屋テレビ・ベンチャーズ、東海テレビ放送、西川コミュニケーションズ、ミナミインキュベート、非公表の事業会社及び複数の個人投資家を引受先とした第三者割当増資を実施したことを発表した。
今回の増資は2020年9月に実施した第三者割当増資の第1次募集に続くもので、第1次募集を含む調達総額は約2.9億円、累計調達額は約5.5億円となった。
neuetは、2018年2月27日に福岡市にてシェアサイクル「Charichari(チャリチャリ)」のサービスを開始し、福岡市内における専用駐輪ポート数は350ヵ所以上。2020年7月15日より名古屋市で、9月16日からは東京浅草エリアでもサービスを開始した。現在までに利用は累計360万回以上、月間では27万回以上にも達する。
■本件増資の背景と目的
neuetは「まちの移動の、つぎの習慣をつくる」をミッションとし、シェアサイクルという公共的な移動手段を担う存在として、地域に寄りそいながらの成長を目指す。現在は福岡・名古屋・東京の3都市でサービスを展開し、利用回数は、対前年比で約2倍へと拡大している。(2020年11月度)
増資では、チャリチャリのさらなる発展のため、開発体制の強化や車両の充実、展開エリアや利用回数の拡大に向けた施策などへの投資を推進することを目的とする。具体的には、チャリチャリを支えるエンジニアなどの人材採用、着実に準備を進めている新たなスマートロックや電動アシスト自転車に関わるソフトウェア・ハードウェア開発などへの投資を加速させる計画だという。
さらに、出資企業との事業連携や地域連携を強化するなど、地域に根ざした取り組みも共同で展開していくとしている。
■本件増資の引受先一覧(順不同)
・株式会社丸井グループ
・名古屋テレビ・ベンチャーズ合同会社
・東海テレビ放送株式会社
・西川コミュニケーションズ株式会社
・ミナミインキュベート株式会社
・個人投資家2名
■Charichari(チャリチャリ)
https://charichari.bike