ナビタイムジャパンは3月22日、横浜市交通局の公式ホームページ向けに、GTFS・GTFSRTのデータを活用した「列車走行位置」機能を、2022年4月1日より提供開始すると発表した。
GTFS・GTFSRTとは、駅やバスの名称、位置、運賃、時刻表といった静的情報(GTFS)と、列車の走行位置や遅延情報などの動的情報(GTFSRT)を表現した共通のフォーマットで、各交通事業者が作成しているもの。
今回、横浜市交通局からGTFS・GTFSRTのデータを受領し、ナビタイムジャパンでは初めて「乗換・時刻表サービス」にて鉄道のGTFS・GTFSRTと連携した「列車走行位置」機能を開発した。
公式ホームページ上に「列車走行位置」タブを追加し、横浜市営地下鉄の列車種別や行先と合わせて走行位置を表示。また遅延時には、列車アイコン上に遅れている時間と3段階(青:5分以下の遅延、黄:6~14分の遅延、赤: 15分以上の遅延)で状況を可視化したり、列車アイコンをクリックするとその列車の停車駅の到着見込み時刻なども提示し、視認性の高い列車情報を提供する。