ナビタイムジャパンは11月16日、名古屋鉄道の『岡崎エリア版 MaaS アプリ(WEB 版)』に、駅混雑情報やマルチモーダルルート検索、地点検索機能を提供すると発表した。
『岡崎エリア版 MaaS アプリ(WEB 版)』は、岡崎市が観光庁の「既存観光拠点の再生・高付加価値化推進事業」(区分 1 自治体・DMO型)に採択された取り組みのうち「交通事業者の岡崎版 MaaS 実証実験」として行う事業であり、その一環として名古屋鉄道が、2022年1月7日(金)~2月6日(日)まで提供する。なお、サービスでは、駅混雑情報、マルチモーダルルート検索、地点検索、地図、飲食店等とクーポンを利用することができる。
ナビタイムジャパンでは、総合ナビゲーションアプリ『NAVITIME』等で提供している「駅混雑予測」機能を『NAVITIME API』で初めて提供し、『岡崎エリア版 MaaS アプリ(WEB 版)』では、名古屋鉄道の主要駅を対象に混雑情報を表示する。混雑情報は、ナビタイムジャパンが提供するサービス内での駅検索数の集計データをもとに独自技術で予測し、リアルタイムに近い混雑状況を確認可能。
また、徒歩、鉄道、バス、飛行機、タクシー、シェアサイクルなどの様々な移動手段を組み合わせて、複数の移動ルートを提案するマルチモーダルルート検索や、目的地やシェアサイクルのポート等を検索できる地点検索機能も提供し、目的地までのシームレスな移動をサポートする。