自動車事故対策機構 (NASVA)は、平成29年度前期自動車アセスメント(JNCAP)の評価結果を、10月26日に公表した。
衝突安全技術や被害軽減ブレーキ等の予防安全技術の安全性能評価について、衝突安全性能評価では、マツダ「CX-5」とトヨタ自動車「C-HR」 の2車種が最高ランクであるファイブスター賞(5★)を受賞し、予防安全性能評価では8車種中7車種が「ASV++」を獲得した。
評価結果の概要については以下の通り
●衝突安全性能評価(208 点満点):衝突時の乗員や歩行者の安全性を評価
・乗用車3車種、軽自動車1車種の計4車種の評価を実施
[評価対象車種]
乗用車:マツダ・CX-5、トヨタ自動車・CH-R、トヨタ自動車・ルーミー(※)
軽自動車:スズキ・ワゴンR
・ マツダ「CX-5」とトヨタ自動車「C-HR」 の2車種が衝突安全性能評価の最高ランクであるファイブスター賞(5★)を受賞
*SCA(サイドカーテンエアバッグ)付の車種と SCA 無の車種の 2 台の試験を実施。SCA 付の車種は一部の試験項目において5★獲得の必要条件を満たしていないことから4★となる。
●予防安全性能評価(79点満点):事故を未然に防ぐ技術を評価
・ 乗用車7車種、軽自動車1車種の計8車種の評価を実施
[評価対象車種]
乗用車:SUBARU・レヴォーグ、トヨタ自動車・CH-R、トヨタ自動車・ルーミー、日産自動車・ノート、ホンダ技研工業・フィット、マツダ・CX-5、三菱自動車工業・アウトランダーPHEV
軽自動車:スズキ・ワゴンR
・ 平成29年度より新たに「車線逸脱抑制装置」の評価を開始
・ 8車種中7車種が「ASV++」を獲得
[ASV++獲得7車種]
SUBARU・レヴォーグ、トヨタ自動車・CH-R、日産自動車・ノート、ホンダ技研工業・フィット、マツダ・CX-5、三菱自動車工業・アウトランダーPHEV
各々の評価結果の詳細については以下の通り