千葉県とNAA（成田国際空港）は1月6日、安全・安心なタクシーの利用を促進させ、「成田空港×タクシー」によって空港利用者の利便性向上と周辺地域の活性化を図ることを明らかにした。

もとより千葉県及びNAAは、成田国際空港タクシー運営委員会、関東運輸局、千葉県タクシー協会との協議体制を構築。エアポートタクシーの改善・更なる発展に向けた取り組みを進めてきた。

そうしたなかで行政側に於いても昨年7月、国土交通省が「交通空白」解消本部（本部長：国土交通大臣）が設置され、当該本部のもと、自治体・交通事業者と共に「交通空白」の解消に向けた取組を進めていく方針を出していた。

そこで上記を踏まえ千葉県とNAAの両者は、航空需要の急速な回復に伴い、インバウンド旅客の利用比率が7割以上となっている成田空港で、多種多様なインバウンドニーズに対応した快適なアクセス環境の提供を目指すとしている。

千葉県とNAAが示唆したキャンペーン施策の概要は以下の通り

１．キャンペーン概要
　 １月14日～３月31日の期間でタクシー関連事業者の更なる活用を図ることに加え、大型車両の積極的な導入や乗場の改善などにより、インバウンド旅客のニーズにより対応したスマートで快適なタクシー移動の実現を目指す。

２．オープニングイベントの開催
成田空港では、日本航空株式会社及び全日本空輸株式会社の協力のもと、千葉県及びNAA主催によるオープニングイベントを開催する。
（１）日時：2025年１月１４日（火）１４時３０分～
（２）場所：成田空港第2ターミナル本館1階(到着階) ※Aゾーン
（３）出席者（予定）：
　　　　　熊谷俊人 千葉県知事
　　　　　田村明比古 成田国際空港社長
　　　　　藤田礼子 国土交通省局長
（４）内容：
　　・オープニングスピーチ（千葉県知事、成田国際空港株式会社社長、関東運輸局長）
　　・リーフレット配布（知事等も参加）
　　　※チーバくんも参加予定