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日産復活の狼煙に生かし秋のスカイラインを皮切りにプロパイロット2.0(条件次第で手放しが可能)を世界展開へ
日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:西川 廣人)は横浜市の日産グローバル本社に於いて5月16日、新役員体制のスタートと同時に自動運転機能を持つ第2世代の「プロパイロット2.0」(17日からTVCMのオンエアも開始する)の記者発表を行った。(佃モビリティ総研・松下 次男/媒体編集長・坂上 賢治)
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会見開始早々、先の14日の夕方に決算発表を行った同会見場で、新たに副社長に就任した一人である中畔邦雄氏が登壇。世界初の機能を搭載した先端技術をアピールし、順次、グローバル市場に投入する考えを披露した。
わずか数日前には逮捕されたゴーン体制下の影響などにより、業績悪化を日産は発表したばかり。そこで元の日産の姿を取り戻す戻す最優先の要素に掲げたのが「技術の日産」の再現で、開発陣のトップがこれに向け反転攻勢の第一弾となる狼煙あげたとも言えよう。
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