6月6日に行われたイギリスのマン島TTレースのZEROクラス決勝で、無限「神電 八」のゼッケン1のマイケル・ルター選手が1位、ゼッケン3のジョン・マクギネス選手が2位でチェッカーを受け、1-2フィニッシュで6連覇を果たした。
連日の悪天候により、両ライダーの練習走行が1度だけとなる中、アップデートした部分の見極めも不十分なまま非常に厳しい状況で決勝に臨むこととなった。
チームは、開発時期から国内テストまでの取り組みで得た貴重なデータから、決勝に向けて最善の準備を行い、決勝のスターティンググリッドに車両を並べた。
レースはマイケル選手からスタートし、ノッティンガム大学のD・トッド選手が10秒後にスタート。続いてマクギネス選手がスタートし計9台が出走。
マイケル選手はセクターで昨年より若干速いタイムで通過。D・トッド選手とマクギネス選手も各セクターを通過するものの、数秒の差でマイケル選手がリード。コース後半に差し掛かるマウンテン区間のバンガローでD・トッド選手の車両が停止し、後半はマクギネス選手が追い上げる展開となった。
そして、1番最初にマイケル選手がチェッカーを受け、その十数秒後にマクギネス選手が続き、1-2フィニッシュで今年のレースを終えた。
[マン島TT ZEROクラス決勝]
– 現地時間:6月6日 19時40分~
– 天候:晴れ
– 外気温:18度
– 路面温度:30度
– コース状況 :ドライ
– レース結果:
1位:マイケル選手(#1)/ 平均車速:121.91mph / ラップタイム:18:34.172
2位:マクギネス選手(#3)/ 平均車速:120.98mph / ラップタイム:18:42.738
– 出走:9台(完走 7台)