ウーバージャパン(Uber Japan)は6月21日、同社のシニア・アドバイザーに、元警視総監の樋口建史(ひぐち たてし)氏が就任したことを発表した。
樋口氏は、第89代警視総監をはじめ、和歌山県警察本部長、北海道警察本部長、警察庁生活安全局長などの役職を歴任し、30年以上にわたる警察庁および警視庁での豊富な経験を有する他、退官後にはミャンマー大使や大手企業における顧問、監査役を歴任するなど、ビジネスの現場に於いても安全やコンプライアンスに関する課題解決について、助言を行ってきたと云う。
ウーバージャパンは、樋口氏をシニア・アドバイザーとして迎えることで、フードデリバリーサービスの「Uber Eats(ウーバー・イーツ)」および、配車サービスの「Uber」に於いて、交通安全やコンプライアンス遵守に一層注力し、これらプラットフォームを安全に利用できる環境づくりに努めていくとしている。
就任に際し、樋口建史は、以下のようにコメントしている。
「このたび Uber Japan のシニア・アドバイザーに就任し、身の引き締まる思いです。Uber が提供するサービスは、必ずや人々の生活の利便性向上とフレキシブルな働き方の実現に寄与するものと確信しています。Uber のサービスが皆さまに心から信頼され、安心して使っていただけますよう、コンプライアンスの更なる向上に貢献していきたいと考えています」。