三菱自動車工業は、2月25日に開催した取締役会において、2021年6月開催予定の定時株主総会後の取締役会で選定する取締役会長予定者として、元経産官僚の平工奉文(ひらく ともふみ)氏を選出した。
6月開催予定の定時株主総会において、同氏が取締役として選任されることを前提に、同総会後に開催する取締役会にて取締役会長に選定する予定。なお、同氏は、執行役を兼務しない。
三菱自動車は、取締役会長就任後、同氏に対し、執行に対する監督機能を担う取締役会議長として、同社のガバナンス向上への寄与を求めていきたいとしている。
[取締役会長予定者]
平工 奉文(ひらく ともふみ)
<経歴>
・1978年4月:通商産業省(現・経済産業省)入省
・1993年4月:産業政策局産業労働企画官
・1994年5月:外務省在バンクーバー日本国総領事館領事
・1997年6月:通商産業省通商政策局通商関税課長
・1998年7月:近畿通商産業局総務企画部長(現・近畿経済産業局)
・2000年6月:資源エネルギー庁石炭・新エネルギー部計画課長
・2001年1月:資源エネルギー庁省エネルギー新エネルギー部政策課長
・2002年7月:内閣府政策統括官(経済財政運営担当)付参事官
・2005年9月:経済産業省製造産業局次長
・2006年7月:資源エネルギー庁次長
・2008年7月:近畿経済産業局長
・2009年7月:製造産業局長
・2010年7月:退官 2010年10月日本アイ・ビー・エム株式会社入社
特別顧問に就任(現在に至る)