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2021年9月8日【経済・社会】

MoT、タクシーアプリ「GO」にホテル向け配車サービス

NEXT MOBILITY編集部

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タクシー配車システム事業のMobility Technologies(モビリティテクノロジーズ/以下、MoT)は9月8日、展開するタクシーアプリ「GO(ゴー)」のホテル向け配車機能を開始したと発表した。

ホテル向け配車機能は、QRコードを読み取るだけで、簡単にタクシー注文ができる(※1)「GO」向けの新サービス。

 

9月からローンチパートナーとして、ワシントンホテル(藤田観光)やホテルウイングインターナショナル/テンザホテル(ミナシア)、京急EXイン(京急イーエックスイン)をはじめ、大手ホテルチェーンを中心に、199ホテル約4万室への設置(※2)を開始。今後は順次、全国の「GO」展開エリア内のホテルへ拡大されると云う。

 

 

 

 

客室内QRコードでタクシーを簡単手配

 

ホテルのフロントでは、サービスの一環としてタクシーを代理手配してくれる場合もあるが、移動が集中する朝の時間帯や、チェックアウト業務と同じタイミングでタクシー手配が発生することでフロント業務が逼迫され、対応しきれないといった課題があると云う。

 

そこでMoTは、このホテル独自のタクシー利用に関する不便を解消し、日頃アプリでタクシー注文をしない人でも、簡単にタクシーが呼べる環境を整えるため、「GO」向けの「ホテル配車機能」を開発。ホテル配車機能では、客室内に置かれたPOP記載のQRコードを読み取るだけで、出発地が自動入力された「GO」の注文画面(※3)に飛ぶことができる。

 

なお、GOでは、25分後から7日後までの希望日時にタクシー手配ができる「AI予約」機能で、宿泊翌朝のホテル発のタクシー手配も可能。旅行先で土地勘が無い場所でも、スマートフォンを使ってタクシー手配が簡単に行える。

 

今後MoTは、首都圏・京阪神・名古屋・札幌・福岡など大都市圏のホテルを中心に、客室内のPOP設置を進めていくとしている。

 

※1:事前にアプリのダウンロード、アカウント登録が必要。

※2:2021年9月時点で設置完了していないホテルも順次設置予定。

 

 

[タクシーアプリGOの概要]

 

– アプリ名:GO<https://go.mo-t.com/
– 対応エリア(2021年8月時点):全国20エリア<https://go.mo-t.com/area

北海道/宮城県/茨城県/群馬県/埼玉県/千葉県/東京都/神奈川県/富山県/石川県/岐阜県/愛知県/三重県/滋賀県/京都府/大阪府/兵庫県/奈良県/広島県/福岡県

– アプリ機能 :

①タクシーの配車(今すぐ呼ぶ/事前確定運賃/AI予約)。
②支払い手段の事前登録による配車時及び車載タブレットでのGO Pay(ゴーペイ)。
③メールでの電子領収書発行。

※対応決済:Visa / Mastercard / JCB / American Express / Diners Club / d払い

– ダウンロード先:

・iPhone(アップルストア):https://itunes.apple.com/jp/app/id1254341709
・Android(グーグルプレイ):https://play.google.com/store/apps/details?id=com.dena.automotive.taxibell

 

 

[会社概要]

 

– 社名:株式会社Mobility Technologies
– 所在地:

〒106-6216 東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー16F

– 設立:1977年8月

– 事業内容:

タクシー事業者等に向けた配車システム提供などモビリティ関連事業。

・タクシーアプリ「GO」。
・タクシーアプリ「JapanTaxi」。
・法人向けサービス「GO BUSINESS」。
・交通事故削減支援サービス「DRIVE CHART」。
・ドライブレコーダー「JapanTaxiドライブレコーダー4」。

– 子会社:株式会社IRIS

 

 

[問い合わせ先]

 

(ホテル専用)タクシーアプリ「GO」ホテル向け配車機能・お問合せフォーム

URL:https://go-business-info.goinc.jp/l/954103/2024-07-30/f8lzj

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。