モリタホールディングスは7月5日、連結子会社であるモリタが、横浜市環境創造局に排水ポンプ車2台を納入したことを発表した。
2019年9月、横浜市では観測史上最大となる1時間あたり100mmの降雨が観測され、多数の浸水被害が生じている。横浜市は、台風のように事前に予測ができる豪雨に備えて排水ポンプ車を待機させ、道路冠水などの被害が多発・長期化する箇所における被害の早急解消を目的に、初となる排水ポンプ車を導入した。
6月29日(火)に、新浦島ポンプ場(横浜市神奈川区)にて排水作業のデモンストレーションが実施され、横浜市環境創造局からは、「想定を超える大雨がいつ発生してもおかしくない状況の中、万一の備えとして危機管理体制の向上を図り、市民の安全・安心に繋げていきたい」とのコメントがあった。