ソフトバンクとトヨタ自動車の共同出資会社「モネ・テクノロジーズ(MONET Technologies / 以下、MONET)は3月28日の午後、モビリティイノベーションの実現に向けた『なかまづくり』の一環として、企業間の連携を推進する「MONETコンソーシアム」を設立する。
「MONETコンソーシアム」では、多様な業界・業種の企業(サービス事業者)の参加を募り、自動運転を見据えたMaaS(Mobility as a Service)事業開発などを行い、次世代モビリティサービスの推進と、移動における社会課題の解決や新たな価値創造を目指す。
MONETは、コンソーシアムの運営主体として、各活動を推進。
コンソーシアムには、3月28日時点で、コカ・コーラ ボトラーズジャパン、サントリーホールディングス、東日本旅客鉄道、フィリップス・ジャパン、三菱地所、ヤフーをはじめとする計88社が参加する予定だ。
[MONETコンソーシアム設立の背景]
MONETは、「モビリティサービスを通じて人々の暮らしをもっと豊かに」という企業理念のもと、自動運転社会を見据えたMaaS事業を展開。
企業や自治体と連携し、それぞれが抱える課題やニーズに応じて、人流・車両データなどを集約するデータベースや車両・配車API、サービスAPIを備えた「MONETプラットフォーム」を利用した実証実験を行っている。
こうした中MONETは、企業や自治体が抱える多様な課題やニーズの対応には、多くのサービス事業者の連携による新たなモビリティサービスの共創が必要であるとして、モビリティイノベーションを実現する『なかまづくり』の一環として、業界・業種の垣根を越えて企業間の連携を推進する「MONETコンソーシアム」を設立した。
[MONETコンソーシアムについて]
<目的>
・次世代モビリティサービスの推進
・移動における社会課題の解決や新たな価値創造
<活動内容>
・自動運転を見据えたMaaS事業開発(Autono-MaaS(※)に向けた車両・サービス企画、他社サービスとのデータ連携、自治体とのマッチングなど)
・MaaS普及に向けた環境整備(勉強会・情報交換会の実施、課題取りまとめ・提言活動など)
<対象>
業界・業種を問わず、さまざまなサービスを展開する企業
<参加企業>
計88社(2019年3月28日時点)
■「MONET コンソーシアム」参加企業(2019年3月28日時点)https://www.monet-technologies.com/set/data/news/press/2019/20190328_01/pdf/appendix_01.pdf
※)Autono-MaaS:Autonomous Vehicle(自動運転車)とMaaSを融合させた、トヨタ自動車株式会社による自動運転車を利用したモビリティサービスを示す造語
[問い合わせ先]
MONET Technologies株式会社
MONET コンソーシアム事務局
メール:monet-consortium@monet-technologies.com