ユーグレナ(以下「ユーグレナ社」)は3月23日、商船三井ロジスティクスと、2022年4月より、低・脱炭素社会の実現に向けた環境保全への取り組みの一環として、商船三井ロジスティクスのグループ会社であるハーモニートランスポート(以下「HMT」)が関東地方1都6県で運行する輸出入航空・海上貨物の国内集荷・配送用トラックに、ユーグレナ社の製造・販売する次世代バイオディーゼル燃料「サステオ」を導入すると発表した。
今回使用するサステオは、使用済み食用油と微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ、以下「ユーグレナ」)等を原料に使用し、車両自体の内燃機関を変更することなく使用することが可能な次世代バイオディーゼル燃料。サステオは、燃料の燃焼段階ではCO2を排出するが、使用済みの食用油の原材料である植物も、ユーグレナも、成長過程で光合成によってCO2を吸収するため、燃料を使用した際のCO2の排出量が実質的にはプラスマイナスゼロとなるカーボンニュートラルの実現に貢献すると期待されている。